日薬連「医薬品の安全対策に関する講習会」(2023年)
こんにちは、DI営業のTです。
6/19(月)に開催された日薬連安全性委員会主催の「医薬品の安全対策に関する講習会」に参加しました。
私たちの業務に直接的に関わる内容としては、前半の『添付文書電子化・新記載要領対応について』でした。
我々ベンダーに関わるお話もございましたので、少々コメントさせていただきます。
添付文書の新記載移行に関しては、経過措置期間が5年あった中で、最終年度にご依頼が集中し、作業が遅延することでご迷惑をお掛けしない為にも、極力早めに分散してご依頼をいただくよう各社へお願いをして参りました。
業界全体でみた際には、それが叶わずベンダーは今後益々の繁忙を極めます。
ご担当の皆さまにとっては前へ進める為の課題が多くあり、困難な状況だったことは理解できます。
私たちは皆さまよりお仕事をいただき事業を継続・拡大をしてきました。できることならご相談いただくお仕事は全てお請けしたい気持ちではありますが、場合により新たな取引きや案件はお断りするケースが発生することを想定しております。
長年、新たなお仕事を獲得するために営業活動をしておりましたので無念ではありますが、期間とリソースが限られている以上、仕方がありません。
講習会では『外注依頼時の留意点』としてのご講演がありました。
皆さまと一緒に残りの10か月を乗り切るために改めて以下5つのお願いをさせていただきます。
お客さまへ5つのお願い
1. 作業指示
・シンプルで分かりやすい指示を心掛けていただく
・入稿後の追加、変更等がないようにしていただく
・データの取り寄せなど過不足がないようにしていただく
・判断が必要になるようなご指示は避けていただく
2. 作業回数
・五月雨ではなく、まとめての修正依頼にしていただく
3. 納期
・軽微な修正でも、そこには順番待ちがありますので、即対応は難しく、数日掛かることがあることを理解いただく
4. 予算
・軽微な修正であっても数名が時間を掛けて作業をします。当然ながらその分の人件費が発生することをご理解いただく
5. XML
・3.組成・性状の表は極力「規定項目」を使用する
(PDFと見た目・表示順を揃えるために「その他」を使用しない)
以上となります。
皆様のパートナーとして今後もお付き合いさせていただきたく、引き続き宜しくお願い申し上げます。